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研究会、会議概要(2002年10月〜2003年9月)

研究会  
会議  


研究会

(1)鯨類資源研究会

この鯨類資源研究会は、IWC終了後の会合から翌年IWC直前までを1年度としている。 したがって、以下の概要は2002年6月〜2003年5月までの事柄に関しての言及になっている。
  当研究会の目的、検討事項は以下の通り。

1.目的

鯨類(含その他の海産哺乳類及び鯨類に関する生態系:以下同じ)に関する試験研究及び調査、並びに鯨類に関わる国際情勢に関する調査を行うことにより、水産資源の管理と利用の増進に寄与することを目的として設立された当研究所の事業を促進するために、下記の研究検討事項に従って鯨類資源研究会を開催する。

2.検討事項

1)鯨類の調査研究計画の立案
2)鯨類の生物学的知見の発表と討論
3)鯨類資源評価法の確立
4)生物学的、工学的鯨類資源管理方式の検討
5)その他

3.主催者

日本鯨類研究所

4.参加範囲

大学・文部科学省研究所、水産庁研究所及び民間研究機関等の研究者、この他随時外国人その他の研究者

5.公表

全ての学術研究雑誌等に公表が可能である。 また、当研究所が公表する刊行物には以下のものがあり、これへの発表も可能である。

1)日本鯨類研究所研究報告
2)鯨研通信
3)その他の不定期刊行物

6.主たるメンバー及び所属機関

<文部省関係>   

・ 東京大学
・ 東京水産大学
・ 統計数理研究所
・ 日本大学
・ 三重大学

<農林水産省関係>

・ 水産庁遠洋課
・ 水産庁研究指導課
・ 水産庁漁場資源課
・ 独立行政法人水産総合研究センター遠洋水産研究所(遠洋水産研究所)
・ 独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所(中央水産研究所)

<民間>

・ (財)日本鯨類研究所
・ 共同船舶(株)
・ その他 漁業界の関係者

議長はメンバーの互選により選出され、平成14年度は独立行政法人水産総合研究センター畑中寛理事長が再選された。

7.会合の記録

<平成14年度>

・ 第1回:2002年6月11日開催、34名参加
・ 第2回:2002年8月1日開催、19名参加
・ 第3回:2002年10月1日開催、23名参加
・ 第4回:2002年11月12日開催、27名参加
・ 第5回:2002年12月25日開催、28名参加
・ 第6回:2003年2月3日開催、25名参加
・ 第7回:2003年3月12日開催、29名参加
・ 第8回:2003年4月17日開催、30名参加
・ 第9回:2003年5月7日開催、37名参加          

(2)水産資源管理談話会

当談話会は当研究所に併設された資源管理研究センターが主催するもので、その目的、内容は当面下記の通り。

1.目的

水産資源の動態学(fish population dynamics)の専門家が集まり、種々の問題について勉強し、討論を行ない、研究レベルを向上させるとともに、水産資源や生態系の管理に関し、理論的あるいは実際的研究を推進すること。

2.話題の範囲

明確には定めないが、水産資源の解析、評価、管理等に関連した諸問題を水産資源学、個体群生態学、統計学等の諸面から考見するものとする。

3.談話会の内容

1)内外の重要文献、最近の研究の展開等を担当者を決めて紹介していただき、種々討論する。
2)予め設定されたテーマについて協力して研究し、成果を発表して討論する。
3)必要に応じて、紹介、発表と討論の記録の作成及び会員の投稿文を掲載する。

4.会合への参加

特に制限はなく会合に関心のある方の参加を歓迎している。 名前を登録された方には、会合通知・会報等を郵送しており、現在は、大学、水産研究所、その他内外の機関の研究者322名が登録されている。

5.事務局

事務局は当研究所に置き、幹事及び会員への連絡、会員登録の受付、幹事会、会合の会場設営、会合記録の編集・発送などにあたる。

6.会合の記録(会報)

本年度は、第42回から45回の会合がもたれた。参加者は25名から58名であった。
各会合の記録は「水産資源管理談話会報」として印刷・発行し、登録者のほか内外の関係機関に配布することになっており、第27号〜32号が発行された。

7.本年度の会合内容

◎第42回(2002年12月6日開催)

・司会:檜山義明(西水研)
・和田時夫(水産庁)「資源評価調査におけるABC算定ルールの背景と経過」
・松田裕之(東大海洋研)「保全生態学から見た現在のわが国のABC算定ルールの問題点と改善方向」
・桜本和美(東水大)「環境変動を考慮したABC算定の可能性」

◎第43回(2003年3月19日開催)

・司会:今井千文(水大校)
・酒井光夫(遠水研)「マツイカの資源管理」
・三橋廷央(東水大)「底びき網の選択漁獲技術の研究と開発」

◎第44回(2003年6月10日開催)

・司会:村山達朗(島根水試)
・鈴木直樹(東水大)「漁船規模に階層性がある場合の漁業管理問題」
・川島敏彦(水工研)「水工研シンポジウム「明日の漁船像を考える」について

◎第45回(2003年9月19日開催)

・司会:林 繁一
・辻 祥子(遠水研)「調査漁獲、国際裁判とその後の研究をめぐる状況」
・高橋紀夫(遠水研)「調査漁獲から得られたもの〜CPUE再考へ〜」
・平松一彦(遠水研)「CCSBTで開発中の管理方式について」

(3)人と鯨研究会

当研究会は水産庁と所外の専門研究者、その他関係者の助言を得て、平成9年度に発足した。 当研究所が主催し、情報・文化部が事務局を担当する。 目的、活動内容は以下の通り。

1.目的

複雑な捕鯨問題の解決に向け、特に文化的、社会・経済的、倫理的、法的側面から人と鯨類の関係について研究を進め、その成果からIWC対応を含む当研究所の諸活動に生かしていく。 加えて、鯨類・捕鯨に関心を持つ所外専門家にとっての研究の場として役立つことが期待される。

2.活動の概要

日鯨研会議室を会場とし、外部から各分野の専門家の協力を得て、研究会を開催する。 将来は一般に開放したセミナー等の開催を視野に入れながらも、当面は当研究所役職員と外部から招聘する学識経験者による会合とする予定である。

3.会合の記録

本年度は都合により開催されなかった。

(4)鯨の捕殺方法検討会

1.目的

鯨類捕獲調査における捕殺技術の向上

2.検討事項

鯨類捕獲調査で捕殺される鯨の即死率を高め致死時間を短縮するため、昨年の追尾捕殺記録及び検死記録の分析結果をもとに、より良い射撃方法や追尾方法について検討がなされた。

3.主催者

日本鯨類研究所及び共同船舶

4.参加者

標本採集船の砲手、船長並びに関係者

5.開催日

平成14年10月23日
平成15年5月7日


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