当談話会は当研究所に併設された資源管理研究センターが主催するもので、その目的、内容は当面下記の通り。
1.目的
水産資源の動態学(fish population dynamics)の専門家が集まり、種々の問題について勉強し、討論を行ない、研究レベルを向上させるとともに、水産資源や生態系の管理に関し、理論的あるいは実際的研究を推進すること。
2.話題の範囲
明確には定めないが、水産資源の解析、評価、管理等に関連した諸問題を水産資源学、個体群生態学、統計学等の諸面から考見するものとする。
3.談話会の内容
1)内外の重要文献、最近の研究の展開等を担当者を決めて紹介していただき、種々討論する。
2)予め設定されたテーマについて協力して研究し、成果を発表して討論する。
3)必要に応じて、紹介、発表と討論の記録の作成及び会員の投稿文を掲載する。
4.会合への参加
特に制限はなく会合に関心のある方の参加を歓迎している。
名前を登録された方には、会合通知・会報等を郵送しており、現在は、大学、水産研究所、その他内外の機関の研究者322名が登録されている。
5.事務局
事務局は当研究所に置き、幹事及び会員への連絡、会員登録の受付、幹事会、会合の会場設営、会合記録の編集・発送などにあたる。
6.会合の記録(会報)
本年度は、第42回から45回の会合がもたれた。参加者は25名から58名であった。
各会合の記録は「水産資源管理談話会報」として印刷・発行し、登録者のほか内外の関係機関に配布することになっており、第27号〜32号が発行された。
7.本年度の会合内容
◎第42回(2002年12月6日開催)
・司会:檜山義明(西水研)
・和田時夫(水産庁)「資源評価調査におけるABC算定ルールの背景と経過」
・松田裕之(東大海洋研)「保全生態学から見た現在のわが国のABC算定ルールの問題点と改善方向」
・桜本和美(東水大)「環境変動を考慮したABC算定の可能性」
◎第43回(2003年3月19日開催)
・司会:今井千文(水大校)
・酒井光夫(遠水研)「マツイカの資源管理」
・三橋廷央(東水大)「底びき網の選択漁獲技術の研究と開発」
◎第44回(2003年6月10日開催)
・司会:村山達朗(島根水試)
・鈴木直樹(東水大)「漁船規模に階層性がある場合の漁業管理問題」
・川島敏彦(水工研)「水工研シンポジウム「明日の漁船像を考える」について
◎第45回(2003年9月19日開催)
・司会:林 繁一
・辻 祥子(遠水研)「調査漁獲、国際裁判とその後の研究をめぐる状況」
・高橋紀夫(遠水研)「調査漁獲から得られたもの〜CPUE再考へ〜」
・平松一彦(遠水研)「CCSBTで開発中の管理方式について」