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第22次南極海鯨類捕獲調査で得られた調査副産物の販売について

平成21年7月1日
財団法人 日本鯨類研究所

1.販売数量

(財)日本鯨類研究所は、第22次南極海鯨類捕獲調査で得られた調査副産物 2655トン(ミンククジラ679頭ナガスクジラ1頭分の鯨肉)を、国際捕鯨取締条約第8条第2項に則り、下記の区分毎の数量で販売する。

ミンククジラ
ナガスクジラ
@公益用(地方自治体や学校給食枠等)
431.3トン
2.2トン
433.5トン
A市販用
2210.0トン
11.5トン
2221.5トン
2641.3トン
13.7トン
2655.0トン

 市販用のうち市場向けについては、7月7日(火)から8月10日(月)までの期間に、卸売市場(各都道府県の中央卸売市場及び一部の地方卸売市場)を通じて販売する。

2.販売価格

 昨年9月の金融危機以来、生活防衛のための需要構造の変化が起きており、水産市場においても価格低下圧力が及んできているところである。 この環境下、昨年に比べ生産量が増加したことを受け、少しでも安価な鯨肉を国民各層に提供出来るよう、赤肉類を中心に大幅な価格の値下げを行った。 小切についてはkg当たり200円、胸肉1級についてはkg当たり280円、胸肉2級についてはkg当たり50円の値下げとなっている。
 又、大口購入者割引について、新たに5千万円以上〜1億円未満 5%引き、1億円以上〜3億円未満 7%引き、3億円以上 10%引きを設定して、取り扱い意欲の向上を図った。

3.取得金の利用方法

 調査副産物を販売して得られる取得金は、翌年度の鯨類捕獲調査の実施費用等に充当される。

4.適切な流通の確保

 当研究所が販売するクジラ製品は、公的な性格を持った調査副産物であり、国民各層に対して公平に、且つ可能な限り廉価で配分する必要があるとの観点に立って、公正な販売を確保すべく農林水産省総合食料局流通課に流通業者への指導を願うとともに、水産庁の助言を得て、当研究所も流通各位との販売に関する勉強会等を開催し、より幅広く鯨肉が適正な価格で公平に行き渡るよう努めている。

第II期南極海鯨類捕獲調査について

 南極海における鯨類捕獲調査は、同海域に存在するミンククジラ等の資源管理に必要な科学的情報を得ることを目的に実施されており、その成果は国際捕鯨委員会(IWC)等の国際機関において、各国の研究者から高い評価を受けている。
なお、第22次調査は平成20年12月10日から平成21年3月22日にかけて実施し、ミンククジラ679頭とナガスクジラ1頭の標本を採集した。

第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAII)−2008/09年(第四次)調査航海の調査結果について−(http://www.icrwhale.org/090413ReleaseJp.htm)参照


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