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反捕鯨団体シーシェパードによる妨害活動 (第8報)


プレスリリース
平成22年2月6日
財団法人日本鯨類研究所

反捕鯨団体シーシェパード所属船ボブ・バーカー(BB)号(トーゴ船籍)は、2月6日第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAII)船団の調査母船日新丸に対し、異常接近してレーザーを照射するなどの妨害活動を行った。

日新丸からの報告によれば、BB号は日本時間2月6日午前1時40分頃、翌朝からの調査のため漂泊していた日新丸付近に現れた。 日新丸を含む調査船団は危険回避のためにただちに発航したが、日本時間正午現在までに、BB号は日新丸の船尾数10mまで異常接近して高出力の緑色レーザーの照射を繰り返している。 これまでに妨害活動で日新丸側に被害は出ていない。

BB号は、1月6日に大破した同団体所属のアディ・ギル号(ニュージーランド船籍)の船体を、油が流出したまま南極海に放棄した後、 調査船団所属の第二昭南丸の追航監視を受けていたが、1月19日に豪領ハード島に逃げ込んでいた。 BB号はその後、近接する仏領ケルゲレン島沿岸で同団体所属のスティーブアーウィン(SI)号(オランダ船籍)と会合し、燃料と水の補給を受けていたことが明らかとなっている。

SI号は、1月28日に豪州フリーマントルに入港、補給の後30日に再出港している。SI号は日新丸を発見したBB号に向けて移動中と考えられ、調査船団は新たな危険を回避するためBB号の追尾を振り切るべく、努力を続けている。


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