2022年7月6日に北海道目梨郡羅臼町で実施した寄鯨調査事業について（Y22-006）
2022年8月17日
指定鯨類科学調査法人/一般財団法人 日本鯨類研究所
1. 調査の概要
2022年7月5日（火）、北海道水産林務部から北海道目梨郡羅臼町八木浜町に漂着したミンククジラ死骸の漂着報告及び寄鯨調査事業への調査依頼があった。 同日、鯨体は羅臼町役場により施設内に搬入され、6日（水）に調査実施（鯨体の観察、計測および標本の採集）した。 調査終了後、鯨体は羅臼町役場により処分された。
2．調査団構成（下線が総括調査員）
日本鯨類研究所 茂越
*他に調査・採集希望書を提出の上、ストランディングネットワーク北海道調査員が参加した。
3. 当該鯨の情報
鯨種名 ミンククジラ (形態学的、DNA鑑定により確定)
体長 5.66メートル
性別 メス
4. 採集標本一覧
・筋肉、肝臓、心臓、腎臓、表皮、生殖腺、耳垢栓、水晶体、鼓室骨、ヒゲ板
・他に調査・採集希望書を提出の上、ストランディングネットワーク北海道が筋肉等を採集した。
5. 調査の様子（写真）
写真. 7月5日に北海道目梨郡羅臼町八木浜町に漂着した鯨の全景 写真. 7月6日に羅臼町施設内で行われた調査開始時の様子
本件に関する問い合わせは、 （一財）日本鯨類研究所 茂越（090-3216-4594；yorikujira@i-cr.jp）まで