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シーシェパード侵入者をオセアニック・バイキング号へ引き渡し完了


メディアリリース
平成20年1月18日付

日本の調査船である第二勇新丸に違法に侵入したシーシェパード活動家2名はオーストラリアの税関巡視船オセアニック・バイキング号に安全に引き渡たされた。

日鯨研理事長森本稔は日本調査船の乗員や科学者の保護と安全を確保し、仲介を行ったオーストラリア政府に謝辞を表明した。

昨日には、第二勇新丸に違法に侵入した2名の活動家のバックパックには着替えや、洗面用具、他の雑貨があらかじめ用意されており、 シーシェパードがそもそもこの2名を引き取る意思がなかったことが明白となった。彼らははじめから、第二勇新丸に居座るつもりでおり、シーシェパードは引渡しに応じる意思などまったくなかったのである。

「オーストラリア政府は、日本が調査を継続させるために活動家を下船させるにあたり支援を求めたわれわれの要請に応じてくれた」と森本は述べた。

「活動家2名は船室を与えられ、プライバシーも守られる環境にあり優遇されている。他の乗員と食事を共にするように招かれたが、船室で2人だけの食事を選択した。 乗員は活動家の面倒をみており、彼らが危害を加えられたようなことはない」と森本は述べた。

第二勇新丸は調査船団に合流する予定である。

森本理事長はシーシェパードやグリーンピースに南極海の鯨類に関する知見を高め、商業捕鯨管理制度の開発・改良に寄与する日本の調査をさらに妨害しないように呼びかけた。


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