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調査副産物販売委託先の追加(お知らせ)


2019年1月25日
一般財団法人 日本鯨類研究所

当研究所は、今後の商業捕鯨の再開を見据えて、今回ノルウェー国内及び日本市場においてくじら製品販売の実績を有する Myklebust Hvalprodukter ASが設立した日本法人、株式会社ミクロブストジャパンと調査副産物の販売委託契約を締結した。


Myklebust Hvalprodukter ASは商業捕鯨を行うノルウェーで最大の捕鯨会社でノルウェー本国における長年の商業捕鯨実績と、同社の持つマーケットリサーチ、製品開発等のノウハウを生かし、日本国内における新規顧客と新たな需要を創造しくじら製品マーケットの拡大を図り、くじら製品を広く国民にアピールすることを目的とする。

また、将来的には今までにないくじら製品の加工技術開発や若者の嗜好に合うようなくじら製品の開発、更にはくじらに含まれる栄養成分を凝縮したサプリメントの開発等を期待している。

販売方法としては、副産物の販売を委託している共同船舶株式会社や共同販売株式会社の築いてきた流通チャネルとは出来る限り競合しない新たなマーケットの構築に期待している。 具体的にはインターネットを活用してくじら製品を取り扱ったことの無い飲食店向けに、くじら製品原料の取り扱いマニュアルを活用した販売や、新たなメニュー提案と連動した販売を期待している。

共同販売株式会社と株式会社ミクロブストジャパンの両社がそれぞれの強みを発揮し、更なるくじら食文化の普及と推進に繋げたい。


株式会社ミクロブストジャパンとは

商業捕鯨を行うノルウェーで最大の捕鯨会社Myklebust Hvalprodukter ASが日本の調査副産物を販売するために設立された日本法人。

商号 株式会社ミクロブストジャパン

代表取締役 志 水 浩 彦

本店 東京都練馬区

TEL 080-5428-6410

設立 平成31年1月4日


適切な流通の確保

当研究所が販売するくじら製品は、公的な性格を持った調査副産物であり、国民各層に対して公平に、且つ可能な限り廉価で配分する必要があるとの観点に立って、公正な販売を確保すべく水産庁の助言を得て、流通関係者と販売に関する意見交換会等を開催し、くじら製品が適正な価格でより幅広く公平に行き渡るよう努めています。


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